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メディカルコラム

【糸島市】糖尿病とは?初期症状と早期発見のポイントをわかりやすく解説

糖尿病は、血液中のブドウ糖(血糖)の濃度が高い状態が続く病気です。

初期のうちは自覚症状がほとんどないため、「自分には関係ない」と思っているうちに進行してしまうケースも珍しくありません。

放置すれば血管や神経に影響を及ぼし、失明や腎不全、心疾患など重い合併症につながることもあります。

しかし、早い段階で気づき対処すれば、日常生活を大きく変えずにコントロールできる可能性も十分にあります。

この記事では、糖尿病の基礎知識から初期に現れやすいサイン、早期発見のポイントまでをわかりやすく解説します。

 

1.糖尿病とはどのような病気か

糖尿病は、血液中のブドウ糖を細胞に取り込むためのホルモン「インスリン」の働きが不足することで起こります。

インスリンが十分に分泌されなかったり、体がうまく反応しなかったりすると、血糖値が下がらず高い状態が続いてしまいます。

高血糖が続くと、血管や神経が少しずつ傷つき、全身のさまざまな臓器に悪影響を及ぼすようになります。

初期のうちは症状がほとんどないため見過ごされやすいものの、長期的には合併症によって生活の質を大きく下げる可能性がある病気です。

 

2.糖尿病の種類と原因

糖尿病は大きく「1型」と「2型」に分けられますが、日本人の多くは生活習慣が関係する2型糖尿病です。

 

2.1.1型糖尿病

1型は、膵臓のインスリンをつくる細胞が壊れてしまい、ほとんどインスリンを分泌できなくなるタイプです。

自己免疫の異常が関係していると考えられ、生活習慣とは関係なく子どもから大人まで発症することがあります。

急激に症状が進行するのが特徴で、治療にはインスリン注射が欠かせません。

 

2.2.2型糖尿病

2型は、インスリンが分泌されていても働きが鈍くなったり、量が足りなくなったりすることで起こります。

食べすぎや運動不足、肥満、ストレスなどの生活習慣が深く関わっており、日本人の糖尿病の約9割を占めます。

ゆっくりと進行するため自覚しにくく、気づいたときには合併症が始まっていることもあります。

 

3.初期に現れやすい症状と体のサイン

糖尿病は初期に自覚症状が乏しいことが多いものの、注意深く観察すると小さな変化が現れていることがあります。

これらのサインを見逃さず、気づいた時点で検査につなげることが大切です。

 

3.1.喉の渇きや尿の回数の増加

血糖値が高い状態が続くと、体は余分な糖を尿とともに排出しようとします。

その結果、尿の量や回数が増え、喉がよく渇くといった症状が現れることがあります。

 

3.2.体重減少や疲労感

食事からのエネルギーがうまく使われず、筋肉や脂肪を分解して補おうとするため、食べているのに体重が減ることがあります。

また、エネルギーが不足しやすく、疲れやすい・だるいと感じることもあります。

 

3.3.傷の治りが遅くなる・感染症にかかりやすくなる

高血糖の状態では免疫力が低下し、傷の治りが遅くなったり、皮膚炎や膀胱炎などの感染症を繰り返したりすることがあります。

これも糖尿病の初期に見られる重要なサインのひとつです。

 

4.放置すると起こる合併症のリスク

初期症状を放置して高血糖状態が続くと、全身の血管や神経が傷つき、重い合併症を引き起こす可能性が高まります。

 

4.1.細い血管が傷つく「細小血管合併症」

網膜の血管が障害されると視力が低下し、最悪の場合は失明することがあります。

腎臓の機能が低下すると人工透析が必要になることもあり、神経が傷つけば手足のしびれや感覚異常が起こることもあります。

 

4.2.太い血管が影響を受ける「大血管合併症」

動脈硬化が進むと、心筋梗塞や脳梗塞など命に関わる病気のリスクが高まります。

糖尿病があると動脈硬化が早く進行しやすく、より注意が必要になります。

 

5.早期発見のために意識したいこと

糖尿病は症状が出てから対応するのではなく、数値の変化や体のサインをもとに早めに気づくことが大切です。

 

5.1.定期的な健康診断を受ける

年に1回の健診は、自分では気づけない血糖値の変化を知る大切な機会です。

空腹時血糖値やHbA1cなどの結果をしっかり確認し、少しでも基準から外れていたら放置せず受診につなげることが重要です。

 

5.2.小さな体の変化に目を向ける

喉の渇きや疲れやすさ、体重の変化など、日常のささいなサインを軽視しないことが早期発見につながります。

「年齢のせい」と思い込まず、変化が続く場合は医療機関で検査を受けることが安心につながります。

 

6.数値や体の変化を見過ごさず向き合うことが大切

糖尿病は自覚症状が出にくく、初期の段階では気づかれにくい病気です。

しかし、数値や体のサインを見逃さずに向き合えば、重い合併症を防ぐ可能性が広がります。

生活の中で小さな変化を意識し、健診の結果をしっかり確認することが、健康な暮らしを支える力になります。

日々の行動の積み重ねが、将来の安心につながっていくことを忘れずに過ごしていきましょう。

 

福岡県糸島市で体の不調を感じている方は「しもせ内科クリニック」へ

福岡県糸島市のしもせ内科クリニックは、日本内科学会総合専門医として、地域の健康を守ることを使命としています。

医師が患者様お一人おひとりの状態を見ながら、丁寧にコミュニケーションを取ることを心がけています。

院内は明るく気軽に来院できる雰囲気なので、ちょっとした身体の変化でも気兼ねなくご相談ください。

 

しもせ内科クリニック

〒819-1107 福岡県糸島市波多江駅北1-9-16

TEL:092-332-1000

この記事の監修医師

しもせ内科クリニック 医師

医師 下瀬 茂男

経歴・資格・所属学会

  • 平成5年4月 弘学館中学 入学
  • 平成11年3月 弘学館高等学校 卒業
  • 平成12年4月 久留米大学医学部 入学
  • 平成18年3月 久留米大学医学部 卒業
  • 平成18年4月 久留米大学病院 初期研修医
  • 平成20年4月 久留米大学医学部 内科学講座消化器内科部門 入局
  • 平成21年4月 久留米大学医療センター 消化器内科 勤務
  • 平成25年6月 久留米大学医学部 内科学講座消化器内科部門 助教
  • 令和7年12月 久留米大学医学部 内科学講座消化器内科部門 講師
医師 下瀬 茂男

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