高血圧とは
高血圧の症状
高血圧は、多くの場合ほとんど自覚症状がありません。そのため、血圧が高い状態が続いていても気づかず、健康診断で初めて指摘されることがあります。
血圧が非常に高い場合には、頭痛、めまい、動悸などの症状が現れることがありますが、症状の有無だけで高血圧の程度を判断することはできません。
- 健康診断で血圧が高いと指摘された
- 自宅で測る血圧が高いことが多い
- 以前から高血圧を指摘されている
- 頭痛やめまいが気になる
- 動悸を感じることがある
- 糖尿病や脂質異常症がある
- 家族に高血圧の方がいる
高血圧の原因
高血圧の多くは、遺伝的な体質に加えて、塩分の多い食事、肥満、運動不足、飲酒、喫煙、ストレスなど、さまざまな要因が重なって起こると考えられています。
食塩の摂り過ぎ
塩分を多く摂る食生活は、血圧上昇に関係する要因の一つです。外食や加工食品が多い方などは、知らないうちに塩分摂取量が増えている場合があります。
肥満・運動不足
肥満や運動不足は高血圧だけでなく、糖尿病や脂質異常症など複数の生活習慣病にも関係します。特に内臓脂肪が増えている場合は、血圧だけでなく血糖値や脂質の状態も確認することが重要です。
飲酒・喫煙・ストレス
過度な飲酒や喫煙、慢性的なストレスなども血圧に影響します。患者様の生活習慣を確認しながら、改善できる部分を一緒に考えていきます。
ほかの病気が原因の場合
腎臓や内分泌の病気などが原因となって血圧が上昇することもあります。血圧の状態や年齢、検査結果などから必要と判断した場合には、原因となる病気についても確認します。
高血圧と生活習慣病の関係
高血圧の検査
高血圧の診療では、医療機関での血圧測定だけでなく、ご自宅で測定した血圧も重要な情報になります。診察時には血圧の推移や生活習慣、既往歴、服薬状況などを確認します。
必要に応じて、血液検査・尿検査・心電図などを行い、高血圧に関連する生活習慣病や臓器への影響がないか確認します。
血圧脈波検査
当院では、血圧脈波検査装置を用いた動脈硬化の評価にも対応しています。手足の血圧や脈波を測定し、血管の硬さや詰まりの程度などを確認するための検査です。
高血圧や糖尿病、脂質異常症などがある方では、血圧だけでなく血管の状態を確認することも重要です。
高血圧の治療
生活習慣の改善
高血圧の治療では、減塩、適正体重の維持、適度な運動、節酒、禁煙など生活習慣の改善が基本となります。
すべてを一度に変えるのではなく、現在の食生活や運動習慣などを確認し、患者様が継続しやすい方法を考えていきます。
薬物療法
生活習慣の改善だけでは十分に血圧を管理できない場合や、心血管疾患のリスクが高い場合には、状態に応じて降圧薬による治療を行います。
降圧薬には複数の種類があるため、血圧だけでなく年齢、持病、腎機能、ほかに服用している薬などを確認しながら治療方針を決定します。
治療を開始した後も、血圧や検査結果を確認しながら継続的に管理することが重要です。自己判断で薬を中断せず、医師と相談しながら治療を続けましょう。
健康診断で血圧が高いと指摘された方へ
健康診断で「血圧が高い」「高血圧の疑いがある」と指摘されても、自覚症状がないため、そのままにしてしまう方も少なくありません。高血圧は症状がない状態でも血管や臓器へ負担をかけるため、早めに現在の状態を確認することが大切です。
当院では、日本内科学会総合内科専門医・指導医である院長が、高血圧だけでなく糖尿病・脂質異常症・肥満・脂肪肝など、関連する生活習慣病も含めて診療します。
健診結果やご自宅で測定した血圧の記録をお持ちいただければ、現在の状態を確認したうえで必要な検査や治療をご案内します。JR波多江駅から徒歩3分、駐車場も完備しておりますので、糸島市周辺で健康診断後の再検査や高血圧の継続的な管理をご希望の方もご相談ください。

高血圧とは、血圧が高い状態が持続する病気です。血圧が高い状態そのものでは自覚症状がほとんどないため、健康診断や家庭での血圧測定をきっかけに初めて気づく方も少なくありません。
高血圧の状態が長く続くと、血管に負担がかかり動脈硬化が進行します。その結果、脳卒中、心筋梗塞、心不全、腎機能障害など、さまざまな病気のリスクを高めます。
症状がないからと放置せず、血圧の状態を確認し、必要に応じて生活習慣の改善や治療を行うことが大切です。