糖尿病とは
糖尿病の症状
糖尿病は初期にはほとんど症状がありません。血糖値が高い状態が続くと、次のような症状が現れることがあります。
- のどが渇き、水分を多く摂るようになった
- 尿の回数や量が増えた
- 疲れやすくなった
- 食べているのに体重が減ってきた
- 傷が治りにくい
- 手足のしびれや違和感がある
- 健康診断で血糖値やHbA1cが高いと指摘された
- 家族や血縁者に糖尿病の方がいる
- など
症状がない場合でも糖尿病が進行していることがあります。健康診断などで異常を指摘された場合は、そのままにせず一度ご相談ください。
糖尿病の原因
糖尿病は、膵臓から分泌されるインスリンが不足したり、インスリンが効きにくくなったりすることで発症します。糖尿病の種類によって原因は異なります。
1型糖尿病
1型糖尿病は、主に自己免疫などによって膵臓のインスリンを分泌する細胞が破壊され、インスリンの分泌が著しく低下することで発症します。
2型糖尿病
2型糖尿病は、遺伝的な体質に加えて、過食、運動不足、肥満など複数の要因が関係して発症します。特に内臓脂肪が増えるとインスリンが効きにくくなる「インスリン抵抗性」が生じやすくなります。
糖尿病と脂肪肝・生活習慣病の関係
糖尿病の検査
糖尿病の診断や経過観察では、血糖値やHbA1cなどを確認します。HbA1cは過去1~2か月程度の平均的な血糖状態を反映する指標で、糖尿病の診断や血糖コントロールの評価に用いられます。
当院では、HbA1cや血糖値を院内で測定できる検査機器を導入しており、検査結果をもとにその日の診療で状態を確認することができます。また、必要に応じて脂質や肝機能なども確認し、合併する生活習慣病を含めて評価します。
糖尿病の治療
食事療法
2型糖尿病では、日々の食生活を見直すことが治療の基本となります。単に食事量を減らすのではなく、患者様の体格や生活スタイルなどを確認しながら、継続しやすい食生活を考えていきます。
運動療法
適度な運動は血糖値の改善やインスリンの働きを高めることにつながります。年齢や体力、合併症などを考慮しながら、無理なく続けられる運動を取り入れていきます。
薬物療法
食事療法や運動療法だけでは十分な血糖コントロールが得られない場合には、状態に応じて経口血糖降下薬や注射薬などによる治療を検討します。1型糖尿病では、インスリン療法が治療の基本となります。
糖尿病治療で重要なのは、血糖値を下げることだけではありません。合併症を予防し、将来の心血管疾患などのリスクを抑えるため、血圧や脂質、体重なども含めた継続的な管理を行います。
健康診断で血糖値・HbA1cの異常を指摘された方へ
健康診断で「血糖値が高い」「HbA1cが高い」と指摘されても、自覚症状がないからと受診を先延ばしにしてしまう方も少なくありません。糖尿病は症状がない段階から血管への影響が始まることがあるため、早めに現在の状態を確認することが大切です。
当院では、血糖値やHbA1cの再検査だけでなく、高血圧・脂質異常症・肥満・脂肪肝などの生活習慣病との関連も含めて診療します。健診結果をお持ちいただければ、数値や生活習慣を確認し、必要な検査や治療をご案内します。
JR波多江駅から徒歩3分、駐車場も完備しております。糸島市周辺で糖尿病の再検査や継続的な生活習慣病の管理をご希望の方はご相談ください。

糖尿病は、インスリンの分泌量が不足したり、インスリンが十分に働かなくなったりすることで、血液中のブドウ糖(血糖)が高い状態が続く病気です。大きく1型糖尿病と2型糖尿病に分けられ、日本人では2型糖尿病が多くみられます。
2型糖尿病には遺伝的な要因に加え、過食、運動不足、肥満などの生活習慣が関係します。高血糖の状態が長く続くと全身の血管や神経が障害され、糖尿病網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病神経障害などの合併症や、心筋梗塞・脳梗塞などのリスクを高めます。
初期には自覚症状がほとんどないため、健康診断で血糖値やHbA1cの異常を指摘された段階から適切に管理することが重要です。